世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史を元に、現代の民族服を提案する『MITTAN(ミッタン )』。
“永く着続ける衣服を作り続けること”
ブランド設立当初から行っている、購入時期を問わず、ほつれや破れなどの修繕・染め直しを続けることもその想いから。
いまでも手間を惜しまず、人の手から生まれるものづくりを大切にしています。衣服はきちんと手入れをすれば長い間役目を果たしてくれる。

「きちんとした背景で作られた服が、人の大事な記憶の傍らにある。そんな風になればよいなと考えています」
そう語るのは、MITTANを主宰している三谷武さん。
三谷さんは2013年のブランド設立当初から、”個人デザイナーの世界”でもなければ、”作家としてのものづくり”でもなく、チームや組織として動くという意思でスタート。
MITTANは、一過性の時代の流れにとらわれることの無い、永く続く服を目指すために、ユニセックスな定番品を作り続けています。
作る人に寄り添って生まれる服。結果としてそれは、着る人に寄り添った服になる。
時には工場にあるデッドストックの生地を利用したり(つまりすでにある資源から服を作ることは、季節ごとにゼロから生産するよりも工場の負荷を抑えられる。)やがて定番となり、作り続けるほど工場の生産効率は上がる。
すると価格を抑えたまま、強度を高めるなどひとつの服の品質を高めていける。そうして作られた服は、買った翌年も大切に着られるものになる。
広告にお金をかけない事や、セールなど行わないのも、一時的な関係性ではなく、安定的な仕事ができる環境作りを続ける為に。
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MITTAN アトリエ
京都府京都市上京区栄町660
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MITTANは単に流行の消費財とされる可能性がある事は、それに反抗したブランドの設立の思いと
大きく乖離すると考えてた為、カート付きウェブショップの販売が禁止されておりました。
しかし今回新型コロナウイルスの影響により外出が十分にできない状況を踏まえ、
MITTAN公式の衣服解説サイトをオンラインストアに掲載する事を条件に、
2020年5月9日より恒久的にオンラインストア掲載が解禁されました。
大変恐れ入りますが、MITTANの製品特徴を記載したページもリンクと添付しておりますので
一読頂き特徴をご理解頂いた上でご購入をご検討頂けると嬉しく思います。
「MITTANの思い」
作った服の後ろには必ず人がおります。
MITTANの衣服の解説サイトでは、デザインの説明の他、染色や製織など携わってくれている人達や作り方を明文化して、衣服の背景をお伝えする為に生産背景を含んだ商品の詳細やお直しの意義がまとめられおります。
生産の過程を知らないからこそ、廃棄の問題にも繋がっているのではないかともいいます。
「昔は既製服などなかったので、家族が縫製して作ったりしていた時期もあったと思います。もっとさかのぼると、自分たちの着る衣服は自分たちで育てていました。いまは破れたり穴が空いたりすると、すぐに着なくなり、服を捨てる期間が短いように感じています。生産工程がわからないものは、大事にしなくていいと思う人もいるかもしれません。でも、身近な人が作ったものはそんなに捨てないじゃないですか。背景を知ることで、もっと身近な存在になる。知らない事が必ずしも悪いことだとは思わないのですが、ものづくりをしている以上、知る機会を作り、伝え続ける必要があると思っています」
(MITTAN 主宰/ 三谷武さん)
また今後来る今までよりも服を大事に着る時代においてより重要になると考えます。
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CLOTH&CLOTHING(クロース&クロージング)
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