sonorは国産の素材を使用し、1点1点に想いを込めて制作されております。 使用する豚革はエコレザーに認定された人にも環境にもやさしい革です。
食肉の副産物であり100%に近い国産の革というのはとても貴重です。
この素材をより多くの方に知って頂き、使って頂く事で、少しでも日本のものづくりが次の世代に繋がる助けになればと想っててsonorは活動しており。使い手に寄り添える、日々の生活が少し楽しくなる、そんなものづくりを目指しています。
sonorが使用する豚革(エコレザー)について
sonor豚革は食肉用に屠殺された豚からいただいた副産物です。
つまり活用しなければ、ただ捨てられてしまうもの。
下町の小さな工場で、ミモザなど100%植物性のタンニンを使用した「タンニンなめし」を施した国産の天然皮革を使用し、
厳しい環境基準もクリアした「日本エコレザー認定」のピッグスキンです。
なめしにミモザの枝や幹を粉砕した植物タンニンを使うことで、自然や人の体に有害な物質の排出リスクを最小限に抑え、 赤ちゃんや敏感肌の人でも安心して使え、また土に還すこともできる革になっております。
しかし、色ブレも、傷もありますし、同じ染料でもロットによって色ノリが違うこともあります。 人間も肌に違いがあるように、豚にだって個性も、季節による変化もあるのは当然。
お品物を制作するにあたり、それは不都合でしかないのですが、環境に優しく、
できるだけ自然のものを生かしたモノ作りって、本来こういうことなんだって思って頂き手にとって下さい。
あらゆるものが安く手に入る便利な世の中ですが、物づくりをする上で、環境への負荷や「本当にいいものって何か」を考えたとき、sonorなりにできることをしたいと思い、現在の革にたどりいたそうです。
環境に配慮した素材を使って商品を作ることで、ささやかですが、タンナー(製革業者)さんの素晴らしい技術と、
持続可能な素材、少しでもよい環境を、未来に繋いでいけたらいいなと思っています。
使い手に寄り添える。日々の生活が少し楽しくなる。sonorはそんなものづくりを目指しています。
豚革について
日本では、豚革というと牛革や馬革と比較した時にランクの低い革とされている傾向がありますが、実は、ヨーロッパでは高級な革素材として認知されています。
ヨーロッパで豚革は、特に鞄の素材として最も理想的だと考えられていて、HERMES(エルメス)、GUCCI(グッチ)といった高級ファッションブランドの革製品には昔から豚革が使われています。
豚革の最大の特徴は、牛革より軽くて通気性が良く、摩擦に強い丈夫。(おおよそ、牛革の5倍、薄くて軽い)
そして、銀面にある細かな凹凸と、3つ一組で三角形に並んでいる(∴のように見える)独特の毛穴模様が個性的です。
この独特の毛穴模様があることで通気性が良くなっていますが、同時に良くも悪くも豚革ということがすぐに判断可能です。
国内において豚革がランクの低い革といわれてしまうのは、こうした一目でわかる特徴が影響しているといわれています。
使い込むことでより深みのある光沢が出てきます。 「革を自分だけの表情に育てたい」という方に豚革はオススメ。
エコレザーの基準とは
6つの厳しい基準を全てクリアした日本エコレザー認定を受けた革です ・天然皮革であること ・臭気が基準値以下であること ・有害化学物質が基準値以下であること ・発がん性染料を使用していないこと ・染色摩擦堅牢度が基準値以上であること
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