MITTANにお願いしていた特色シリーズの追加が届きました。
CLOTH&CLOTHINGの特色の【赤茶】は、全部で6型あります。
今回追加で届いたのは、「大麻シャツ 薄」という今年の新型であり通常の大麻シャツより細番手で高密度に織られた上品な生地のものと、昨年ご好評頂きました「プルオーバー 小」インドのカディコットン生地を使用た夏向けの半袖です。
7月頃後半〜8月頃、補強入りのカディシャツも届く予定になっております。(こちらは夏から秋へのご提案のお品物になります。)
前回納品しておりました、大麻シャツ、SN チャルカkalaコットンプルオーバー 小、SN チャルカkala コットンシャツの3型に合わせて合計で6型になっております。
別注色作成にあたり、大枠は頭にあったのですが。MITTANではあまり暖色を製品化していなかったので。MITTANの木川さんと色を探りながら色選びを行いました。(木川さんはミッタンの営業担当の女性の方です。)
個人的に候補の色は何色かあったのですが、最終的には木川さんが個人的に古色の美さんで購入した染料で染めた私物Tシャツの色目(オレンジ系の赤)が抜群に良かったのが決めてになり。今回のベンガラ赤茶色に至りました。
赤系の色が強いと圧迫的になり過ぎるし、ピンク系が強いと可愛くなりすぎますので、ちょうどよくオレンジ系の赤に出会い。
男性目線だけでなく、女性目線でも気になる色に仕上がったのではないかなと思っております。
各アイテムによって、使用している素材や生地の織り方、クセが異なるので同じ様に染めても別の表情があり個性的な仕上がりです。
大麻シャツ 薄
6型の中で最も細番手で高密度で織り上げた上質な生地に染めております。
品やかな生地感に相反するベンガラ染めの色ムラが、独特な表情に仕上がっております。
プルオーバー 小
インド・西ベンガルで経糸緯糸共に手紡ぎ、手織りで作られたカディを使用しています。
比較的短繊維のデシコットンを手紡ぎ手織りにすることで生まれる不均一性は、
もうひとつの肌のような質感で、光に透かしても美しいのが特徴です。
大麻シャツ
大麻100%の糸を経糸、緯糸に使用しています。
大麻は強靭な繊維ですが、経年変化で肌に徐々に馴染んでゆき、麻から綿のような質感の変化が楽しめます。大麻の特性であるひんやりとした触感は洗濯を繰り返しても継続し、真夏でも快適に着用が可能です。
SN チャルカkalaコットンプルオーバー 小
インドはカッチのNGO、KHAMIRが手掛けるkalaコットン。
kalaコットンの原綿は品種改良のされていない原種のヘルバケウム種で農薬を必要とせず
水も少量で済むため非常に環境負荷が低いのが特徴です。
SNとはシングルニードルの略で、ガンジーが発案した家庭用のポータブル紡ぎ機の呼称になります。
シングルニードルよりも生産性の高いアンバーチャルカが主流な中、
現地の村の女性たちの手によって少しずつ糸が紡がれ、手織りで織られています。
時折ランダムに生じるボーダーは手仕事の細かな糸のロットの変化によって生まれ、それも特徴の一つとなっています。
SN チャルカkala コットンシャツ
kalaコットンによる糸の凹凸感によって肌当たりが良く、汗をかいてもまとわりつかないので夏場でも快適に着用が可能です。
こちらは2回染めており一段濃い(確り染まった)仕上がりになっております。
ベンガラ染めは土から取れて土に帰る染料です。無駄に水を使わず、よく揉み込んで染め上げます。
バケツの中で、溶かれた染料が揉み込む事で生地にのっていき。
最後は水が透明に戻る程度まで揉み込みます。
(土壌で分解される成分で作られておりますので、余った水は土壌に流しても問題ありません)
前回の納品分がまとめて8着だったのですが、今回もあまり多くなく。。
大麻シャツ 薄 が2着/プルオーバー 小が4着とあまり多くはないのですが。
丁寧にMITTANの方々と仕上げましたので、気になる方は是非ご検討下さい。
MITTAN(ミッタン) お品物はこちらから CLOTH&CLOTHING(クロース&クロージング) 225-0002 横浜市青葉区美しが丘 1-10-8 第一みなもとビル 2-C 東急田園都市線 たまプラーザ駅北口より徒歩5分
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